フューチャー株式会社|ビジネスコンサルティンググループ |田中様、青山様、江口様|お客様の経営課題に一気通貫で伴走するコンサルティングファーム
Post Date:
2022-11-10 /
Category:
日系, 独立系, 女性, 戦略, IT・デジタル,
フューチャー株式会社、ビジネスコンサルティンググループ 田中様、青山様、江口様にインタビューの機会を頂戴し、フューチャー社の特徴、プロジェクト内容、求める人材像についてお話しいただきました。
ご経歴について
EL
最初に皆様のご経歴、フューチャー社を選ばれた理由をお聞かせください。
田中様
新卒でメーカー系のSIerに入社し、プログラマーから始まり、さまざまな実務経験を積みました。その一方、IT業界にいるにもかかわらず、世の中にITがどう貢献しているのかを感じることなく仕事をしている状況に疑問を感じるようになりました。より前段の工程に携わりたいという気持ちが強くなり、企画から一気通貫でお客様に伴走できることに魅力を感じ、フューチャーへの転職を決めました。
青山様
新卒でSIer企業に入社し、さまざまな業種のお客様のもとでシステム開発に従事していました。当時在籍していた会社は要件定義以降の工程がメインの会社だったこともあり、本当にお客様が解決したい課題に寄り添えているかどうかが分かりませんでした。そのような中でお客様の課題にただ立ち会うのではなく、実装するところまで一緒に伴走したいと思うようになり、そのような働き方が実現できるフューチャーに転職することを決めました。
江口様
前職はSIerの子会社にて、金融機関向けシステムの開発・保守を担当し、設計やコーディングなどの業務を行っていました。仕事をしていく中で、より上流の工程で幅広い技術を身につけたいと転職を考え始め、転職活動の中でフューチャーのメンバーが自分のやりたい仕事に楽しそうに取り組んでいる姿を見て、“人”の魅力を強く感じ、フューチャーに転職しました。
ビジネスコンサルティンググループについて
EL
所属されているビジネスコンサルティンググループについて教えてください。
田中様
ビジネスコンサルティンググループは2021年4月に発足したグループです。フューチャーは創業以来、一気通貫をテーマに掲げてサービスを提供し、プロジェクトごとにチームを作って業務を行ってきました。その一方で、前段フェーズにおけるナレッジ共有、人材連携に課題認識がありました。そのような状況を打破するため、そしてお客様のニーズに柔軟に対応するために作られたのがビジネスコンサルティンググループです。はじめはシニアのメンバーでグループを構成していましたが、現在では若手メンバーも交えて一緒に案件を回していくという体制に変わりました。ビジネスコンサルティンググループでは若手の育成も積極的に実施しており、現在は40名ほどのメンバーが所属しています。
EL
ビジネスコンサル企業は多くあると思いますが、フューチャーと他社との違いを教えてください。
田中様
ビジネスコンサルティンググループだけでなく、フューチャー全体として経営・業務・ITの三位一体改革やバトンタッチしない一気通貫のコンサルティングを掲げています。日本のコンサルティングファームは分業化が進んでおり、範囲を絞ったコンサルティングサービスを提供しているファームが多いです。しかし、フューチャーではお客様の課題をヒアリングして中立的な立場から最適なテクノロジーを選択し、最後の実装まで伴走していきます。日本のコンサルティングファームでは非常に珍しいビジネスモデルを採用しており、そこは唯一無二だと自負しています。
また、お客様との距離が非常に近いのも特長の一つです。発注者と受注者という関係を超えて、フューチャーからアグレッシブな提言をしていくのでお客様からは喜ばれることが多いですね。最終的に結果が出るところまで伴走していくので、机上の空論で終わることのないサービスを提供できるのも他社とは違う部分だと思っています。
EL
ITコンサルティンググループとビジネスコンサルティンググループの違いについて教えてください。
青山様
両グループともに本質的なところで大きな違いはなく、お客様と共に汗をかいてゴールまでたどり着こうとするスタンスは同じです。その一方で、ビジネスコンサルティンググループは企画立案の構想フェーズを中心に行っており、より短期間でハイレベルに構想を仕上げていく必要があるというのがITコンサルティンググループとは違う点かもしれません。
ビジネスコンサルティンググループで業務を行っていくにあたり、ITコンサルティンググループでの経験は非常に役に立ちました。グランドデザインからリリースまでを一気通貫で行うことによってフューチャーとしてのスタンスを身につけることができましたし、そのおかげで具体的なイメージを持ちながら計画を立てられるようになったと感じています。いきなり企画立案から入るよりも、開発の全体像を掴んでいることでしか出せないアウトプットもあるので、このようなステップアップ方ができたのは非常に良かったです。
プロジェクトについて
EL
これまで経験されたプロジェクトについて教えてください。
田中様
事業会社にはデジタル戦略を加速させていきたいと考えている企業が多いのですが、実は中立的な立場から相談できる相手があまりいないことが実情です。フューチャーは特定のプロダクトやサービスを売りにいかないため、中立的な立場でCIO支援を行うことが可能です。
また、やりたいことが曖昧な段階からオファーをいただくことも多く、クライアントの状況を中立的な立場で診断してから構想策定を行うこともあります。その後、具体的なプロジェクトとして立ち上がっていきますが、IT領域以外のBPR業務改革や組織改革なども実施しています。最近では事業会社がデジタル化を積極的に推進していますが、品質問題が起こるケースも多いです。そこでフューチャーがITガバナンス強化のサポートを行う案件も多く実施しています。
青山様
入社してからアパレル業や卸業といった流通サービスのお客様をメインに担当していました。以前よりグランドデザインから携わりたいという想いがあり、入社してからはグランドデザインを一通り経験させてもらいました。業務を行っていくなかで、フューチャーの特長でもある一気通貫の開発も経験し、徐々にステップアップをしてきました。より企画立案の部分でスキルアップしたいと考え、この春からビジネスコンサルティンググループに移ってきました。
江口様
私は入社してから2年半ほど、金融機関向けのプロジェクトに携わっていました。金融機関の中でも銀行や証券会社の案件を経験させていただきました。技術的な部分に特化してスキルを身につけていく選択肢もありましたが、もう少しお客様寄りの仕事をしたいと考えるようになり、ビジネスコンサルティンググループに参画することになりました。
働き方について
EL
フューチャーでの働き方について教えてください。
江口様
男性と女性で分けられることはなく、完全に男女平等な会社だと感じています。その一方で、フューチャーは女性が少ないこともあり、今まではロールモデルが見つけづらい部分がありました。しかし、今ではさまざまなワーキンググループが動いていたり、女性だけのグループチャットができるなど、徐々にロールモデルを見つけやすい環境が整ってきています。3、4年前と比較して女性の数も増えてきており、とても働きやすくなったと感じています。
青山様
フューチャーはライフイベントに対して配慮が行き届いている会社だと感じています。男性上司に対しても自身のプライベートを相談しやすい環境ですし、それぞれの事情に合わせた働き方ができるようプロジェクトが運営されています。
また、評価面に関しても、男性と女性で区別することなく、平等に評価される仕組みになっています。女性であってもタフに仕事をしていかないといけない場合もありますし、その点は男女で差はないと思います。高稼働にならないように配慮もされていますので、その点は安心していただければと思います。
田中様
フューチャーはハードワークだった時代がありますが、今ではその反省を生かして働きやすい環境づくりが行われています。毎年労働環境を向上させるためのブラッシュアップを行い、新しい制度を作っています。現在は高稼働の傾向にある人をシステム上ですぐにピックアップでき、すぐに負荷調整が行われる仕組みになっています。その部分は徹底して取り組んでおりますので、安心して入社していただければと思います。
今後の展望について
EL
ビジネスコンサルティンググループの今後の展望について教えてください。
田中様
最近では、今までコンサルティングファームやSIerに発注していた部分を内製化し、自分たちでできる領域を増やすことで事業スピードを上げていきたいと考えている企業が多いです。そのようなニーズに応えるため我々の組織体制を整えていく必要があります。また、従来型のビジネスをサービスメニューとして確立させ、そこから多種多様なコンサルティングメニューを作っていき、サービスの幅を広げることで新たな市場やターゲットが見えてくるのではないかと考えています。
現在、ビジネスコンサルティンググループは40名ほどの体制で運営していますが、近い将来には100名規模のグループにしていくことを目指しています。
また、ビジネスコンサルティンググループでは多種多様なバックグラウンドを持った人材を受け入れたいと考えており、コンサル未経験の方でもチャレンジできるような環境を整えています。さまざまな経験を持つ人材が同じ組織にいることで新たな相乗効果が生まれると思っており、そのような視点で組織拡大を目指していきたいです。
求める人物像について
EL
フューチャー、並びにビジネスコンサルティンググループが求める人物像について教えてください。
田中様
将来的に「自分はこうしたい」という熱い想いを持っている人と一緒に仕事がしたいですね。また、自分の想いを積極的に発信し、自分の興味・関心に対してスキルを獲得しにいける人を求めています。そのため、準備されているカリキュラムをこなすだけという受け身な人には向いていないかもしれません。フューチャーは個人としてのスキルよりも、チームとして動くことを重要視しています。仲間と一緒に仕事がしたいという人はフューチャーにマッチすると思います。
青山様
いくつになっても成長したいと思い続けられる人と一緒に働きたいです。一定の年齢が来ると、どうしても今の自分がやれる範囲で出来れば良いという思考に落ち着きがちだと思うのですが、いくつになってもお客様に貢献したいという意欲を持ち続けていられる人というのは非常に魅力的だと思います。私自身もフューチャーに転職するタイミングはかなり遅かったのですが、今までとは全く違う環境に入って学べることがすごく面白かったですし、多くの新しいノウハウを身につけることができました。もちろん苦労した点などもありますが、今までは提供できていなかった価値をお客様に提供できることの楽しさを感じることができています。「お客様に貢献したい」という向上心を持っている方にジョインしてほしいですね。
江口様
フューチャーは経営・業務・ITの三位一体で改革を目指している会社のため、バランスよく色んなことを学びたいと考えている人に合っていると思います。幅広い知識やスキルを持っていることでお客様への提案の幅も広がります。また、「こういうことをやってみたい」という明確な意志を持っている人と一緒に働きたいです。フューチャーは積極的に発信することで多くのチャンスをもらえる会社なので、フワフワした考えでなんとなく過ごすのではなく、自分の軸を明確に持っている人に来てほしいです。
候補者の方へのメッセージ
EL
最後に、候補者へ一言お願いします。
田中様
社会的意義のある仕事に情熱を持って取り組める方にジョインしてほしいと思います。その一方で、候補者の中にはフューチャーは敷居が高いというイメージを持ってしまう方もいるかもしれません。しかし、フューチャーには成長できる環境が整っているので、ぜひ積極的に飛び込んでほしいと思っています。「まずはやってみよう」という心意気で気軽に応募していただければ嬉しいです。
青山様
以前勤めていたSIerでは開発メインの仕事が多く、お客様と直接対面する機会は多くありませんでしたが、フューチャーではお客様と直接関わる機会を多く持つことができています。お客様により深く関わっていきたいと考えている人にはぜひチャレンジしてほしいと思っています。
一方で、私も転職する前は「自分の実力が本当に通用するのか」という不安を感じていました。しかし、入社してみるとお客様に貢献するためのスキルを十分に身につけることができました。自分の力が通用するのかと不安を感じている人も、勇気を持ってトライしてみてほしいです。
江口様
フューチャーは自己成長を実感できる会社です。そのため、自分の可能性を広げたいと考えている人にはぜひジョインしていただければと思っています。また転職する際に、新しい職場でうまくメンバーとコミュニケーションが取れるのかを不安に感じる人も多いと思います。フューチャーはイベントを多く開催していますので、そのような機会に弊社メンバーと直接話していただき、メンバーの人となりを知ってもらえれば嬉しいです。ご応募お待ちしております。
企業プロフィール
Profile
フューチャー株式会社
この企業の詳細情報-
田中 裕之 様
執行役員 ビジネスコンサルティンググループ パートナー
メーカー系SIer企業を経て、2003年フューチャーシステムコンサルティング(現フューチャー)入社。ビジネス企画、IT戦略の策定、およびIT組織の改革といった「経営・業務・IT」の三位一体の改革のリーディングを得意とし、IT構想策定からIT実装、運用拡張にいたるまで幅広い業務経験を持つ。攻めと守りの各領域の見識とシステム実現、効果創出に関わる知見とノウハウを有する。
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青山 りな 様
ビジネスコンサルティンググループ ディレクター
SIer企業にて他業種のシステム開発に従事したのち、フューチャーに入社。グランドデザインから開発まで一気通貫した業務に従事。企画立案の部分でスキルアップしたいと考えビジネスコンサルティンググループに参画。
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江口 未紗 様
ビジネスコンサルティンググループ シニアコンサルタント
SIerの子会社にて金融機関向けシステムで開発・保守経験を経て、フューチャーに入社。銀行や証券会社の金融機関向けプロジェクトに従事。お客様寄りの仕事がしたいと考えるようになり、ビジネスコンサルティンググループに参画。