官僚からコンサル業界への転職事例 メリット・求人も紹介!!
Post Date:
2023-08-07 / Update-date:
2023-08-07 /
Category:
キャリア・働き方特集 戦略コンサル特集
ここでは昨今増加している官僚からコンサルタントへの転職についてご説明させていただきます。
官僚から転職した事例
官僚から転職した事例
年齢 | 転職前 | 年収 | 転職後 | 年収 |
40代前半(男性) | 官公庁(キャリア) | 800万円 | PwCコンサルティング合同会社 | 1000万円 |
30代前半(女性) | 官公庁(キャリア) | 700万円 | 有限責任監査法人トーマツ | 700万円 |
30代前半(男性) | 官公庁(キャリア) | 600万円 | デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 | 850万円 |
20代後半(女性) | 官公庁(キャリア) | 500万円 | PwCあらた有限責任監査法人 | 600万円 |
20代後半(男性) | 官公庁(キャリア) | 500万円 | KPMGコンサルティング株式会社 | 600万円 |
官僚からの転職体験談
転職者のステータス
仮名:Kさん
年齢:29歳
職歴:官公庁(キャリア) → 大手外資系戦略コンサルティングファーム
学歴:名門国立大学
コンサルに転職しようとした動機
主な理由は今の働き方に疑問を抱いたことです。私がこの道を選んだのはよりよい社会づくりを行っていくためでしたが、現職ではトップダウンな仕事がほとんどで主体的に働ける機会が乏しく、あまりやりがいを感じることができませんでした。またスキルアップを感じる機会も少なく、周りの同期と比べても社会人として成長できていないのではないかと思うようになりました。
年次が上がってもこうした現状が変わらなかったことから転職を検討するようになり、特に成果主義で若いうちから上流工程に携わることができるコンサルタントに魅力を感じました。
転職先の志望軸
一番の軸は、社会貢献できているという実感が得られるかどうかです。というのも官僚時代から、仕事のモチベーションは社会貢献だったからです。社会貢献といっても様々な形があると思いますが、その点についてはファームの行っているプロジェクトや強みを調べ、自分なりに判断しました。
2つ目の軸は、上流工程に携われるということです。理由は、自分の働きで社会を変えているんだという実感を得たかったからです。このことから戦略コンサルタントを第一志望に据えて転職活動することにしました。
3つ目の軸は、研修制度です。ハードワークには慣れていたため、勉強は環境さえあればプライベードでもいくらでも行うつもりでした。そこで、しっかりとコンサルタントとしての地盤を固められる研修制度が整っているファームを重視しました。
内定までの過ごし方
まず転職をぼんやり意識してからは、情報収集のために大手の転職サイト4つに登録してみました。するととても1件1件は確認できないほど多くのイベントや求人の紹介、スカウトが日々届いたため、このままでは本当に有益で欲しい情報を手にするのは難しいと感じました。
代わりにこうした転職サイトを通じて大まかな業界ごとの情報を取得し、その中でコンサルティング業界の志望度が高くなったため、コンサル業界に強い転職エージェントを活用することにしました。というのも、コンサルは特殊な業界で、やはり専門の方にきくのが一番だと考えたからです。
こちらも4社に話を伺いましたが、その中で私はエグゼクティブリンクに決めました。理由は、ほかのエージェントさんが経歴ベースでの転職先の提案であったのに対し、エグゼクティブリンクの担当者さんはまずこちらの志望を深堀りしてくださった上での提案だったからです。また、転職先のことに限らず社会貢献に関してなどいろいろと相談に乗ってくれたことも大きかったです。
エグゼクティブリンクに依頼することに決めてからは、現職の合間を縫っての転職対策は大変だったものの、方向性が定まったことで気持ちはいくらか楽でした。私の場合はいつまでに転職しないといけないということはなかったので、半年から1年を目安に転職を進めることに決めました。
まずは業界研究とWebテスト対策をじっくり行いました。エージェントの方にはイベントを紹介していただいたり、最新の企業情報を教えていただいたり、業界研究でとても助けていただきました。実はWebテストの勉強に苦労したのは苦い思い出ですね。新卒の時は国家公務員試験対策がメインだったので、Webテストの経験がなかったこともあるかもしれません。その後はエージェントの方との模擬面接など面接対策を行いました。特にケース面接においては最初はうまくいきませんでしたが、数ヶ月かけて対策できたので、思いのほか余裕はあったように思います。転職期間に余裕があったからこそですね。
ある程度煮詰まったのち、エージェントの方と応募先を相談のうえ最終決定し、本格的にエントリーをスタートさせました。ここからの時期は、面接のスケジュールがかつかつでしたね。オファーがでるタイミングを合わせて、条件を見比べる必要もあったためです。エージェントの方が取り持ってくださったから良いものの、時間のない官僚だと自力では難しいかもしれません。
結果的には第一志望の転職先に決まって大満足の転職になりました。個人的には時間的な余裕があったからこそ精神的にも余裕を持って臨めたと思っています。それと、本命の面接の前に複数社受けておいて、その面接の振り返りができたのも大きかったです。
最後にですが、退職に関して上司への報告や引継ぎ関連など苦労したので、官僚組織の方は退職までのフローもイメージしておくことをおすすめします。
官僚からコンサルタントへ転職するメリットとは?
何をメリットと感じるかは人によって違いますが、官僚からコンサルタントへ転職する理由としては次のようなことが挙げられます。
1つ目は、社会人として成果を求められる働き方ができることです。官僚組織に所属している方の悩みとして多く挙げられるのが、特に大きな成果を出す機会がなく、社会人として成長を感じられないというものです。その点コンサルタントは成果主義であり、ハードな働き方である代わりに、絶えず成長していける環境であると言えるでしょう。
2つ目は、高い年収を得られることです。官僚は国家公務員である以上年収の伸びにある程度の限度がありますが、コンサルタントは一般的な事業会社と比較しても高い年収水準を誇っており、さらに成果次第で年収を大きく伸ばすことができます。コンサルタントは高い年収の代わりに激務度が高いという特徴がありますが、官僚も激務度が高い場合が多く、働き方の面ではそこまで大きなギャップを感じずに、かつ年収を上げられるケースが多いと言えるのではないでしょうか。
3つ目は、幅広い業界に触れることができるという点です。コンサルタントは1つのプロジェクトの期間が数か月~1年程度であることが多く、それが終わるとまた次のプロジェクトにアサインされるという働き方です。多くの場合コンサルティングファームの抱えるクライアントの業界も多岐にわたるため、幅広い業界の様々なプロジェクトに参画する経験が得られます。
ここに記載したのはあくまで一例ですが、このように官僚からコンサルタントへの転職には多くのメリットが存在していると言えるでしょう。
コンサルタント転職後に活かせるスキル・経験
官僚として身につけたスキルの中で、コンサルタントに転職した後に活かせるスキルや経験をいくつかご紹介します。
まずスキルについて、リサーチスキルが1つの例として挙げられます。資料を読み込んだり、関係者に話を聞いたりして情報を集めるスキルです。これはコンサルタントがクライアントに対して情報収集する際にも役立つほか、日々の成長のための勉強にも活きてくるでしょう。
また、資料作成スキルもコンサルタントに活かせるでしょう。コンサルティングファーム各社には独自の資料作成フォーマットがありますが、それは慣れてしまえば問題ありません。むしろ短い期間で必要十分な情報を決められたページ数の資料に収めるという能力が重要であり、その点は大いに生かせると言えます。
その他に、スキルとは少し異なりますが、ルールが厳しく動きが遅い組織に対する理解度の高さも官僚ならではの強みと言えるでしょう。
次に経験について、自身が中心となって何かしらを変えた経験などがあれば、コンサルタントとして働く際にも活かせるでしょう。例えばプロジェクトを導いた経験などです。自身が先導して周りを動かすには、まず考えが論理的にまとまっていること、また説得の材料となる根拠があること、そして積極的に周りを巻き込んで進めていくことが必要になります。これらはコンサルタントの仕事においても非常に重要な要素です。
また、複数の関係者の間に入って折衝を行い、プロジェクトの落としどころを決めた経験なども活かすことができます。各方面が納得できるポイントを探し当てるのは、優秀なコンサルタントに求められる要素の1つです。
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