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企業インタビュー 詳細

Special Interview

PwCコンサルティング合同会社|Transformation Strategy部門|佐々木様、森谷様、伊東様

Post Date2023-04-19 /
Category戦略, IT・デジタル, 外資系, 女性,

本日は、PwCコンサルティング合同会社(以下:PwCコンサルティング)、Transformation Strategy(以下、TS)部門の佐々木様、森谷様、伊東様、にインタビューの機会を設けていただき、入社の経緯や部門の特徴、TSで働く魅力についてお話しいただきました。

ご経歴について

EL

これまでのご経歴や現在の役割、PwCコンサルティング、TSに入社を決められたポイントについて教えてください。

佐々木様

 新卒で日系の総合コンサルティングファームに入社しました。財務会計・管理会計のITコンサルや、BPR・新会社の設立支援といった業務コンサルの経験を積んだ後、トップラインを伸ばす仕事に携わりたいと考え、日系のブティックファームに転職しています。投資ファンドや大企業をクライアントに、成長戦略策定や組織変革の支援に従事した後、2020年にPwCコンサルティング合同会社のTS部門に入社しました。現在はシニアマネージャーとして3つのプロジェクトに携わっています。TSを選んだ理由は色々とありますが、TSのコンセプトである“Strategy through Execution”に共感したというのが一つの理由です。私は「実行を見据えていない戦略」は全く意味がないと思っています。戦略から実行までを支援できるTSに大きな魅力を感じました。また、TSは1つの業界やテーマに縛られない、いわゆるノーインダストリーかつノーテーマで、お客さまに貢献できる幅が広いという観点も入社を決めた理由の一つです。

森谷様

大学卒業後、新卒で国内の通信事業会社に入社し、営業企画や経営企画、商品開発などさまざまな業務に従事しました。通信事業会社で仕事をする中で、自社サービスにとらわれることなく純粋にお客さまのことを第一に考えられるような環境に身を置きたいと考えるようになり、コンサルティングファームへの転職を決意しました。
いくつかのコンサルティングファームの選考を受ける中で、業界を問わず、戦略立案から実行まで幅広く携われるTSに大きな魅力を感じました。また当時から、TSは組織を拡大させていくフェーズにあり、これから成長していく期待感があったことも転職を決めた理由の一つです。

伊東様

大学卒業後、新卒で総合電機メーカーに入社し、IT領域の調達部門でバイヤーを担当しました。業務を通じ、より深い部分でビジネスに関わりたいと思うようになり、転職することを決意しました。転職活動をする中で、PwCコンサルティングのTSが、業界にとらわれないノーインダストリーのスタイルで、扱うテーマも幅広であることを知り、TSで働くことで、自分が本当に好きなことを見つけられるのではないかという期待もあり、入社することを決めました。

TSで関わられた主なプロジェクトについて

EL

これまでに関わったプロジェクトについて教えてください。またX-LoS(Cross Line of Services)[1]で取り組まれているような特徴的な内容があれば教えてください。

佐々木様

私からは、直近で携わった成長戦略策定プロジェクトの事例をお伝えします。
グループ企業の中の数社について、2030年までにどのような成長戦略を描くのか、COVID-19の影響もあった中でどのように業績を回復するのかというシナリオを検討するプロジェクトでした。
そのなかで、どういった組織体制にすればシナジーが最大限生まれるのかということを議論した結果、グループ企業内の数社を合併することになりました。抽象的な戦略検討はTSが支援し、具体的な合併実務は、PwCコンサルティング全体で連携しながら支援しています。期間としては、当初参画してから1年半ほどです。
TSは、成長戦略の策定・PMI準備を、X-Value & Transformation部門と協働し、新しい会社としてリブランディングしたいというクライアントの要望に対しては、Business Transformation (以下、BT)[2]、Customer Transformation部門[3]と連携して進めています。さらに、合併する2つの会社における人事制度が大きく異なっていたため、新しい会社に適した人事制度とキャリアパスを組む必要がありましたが、その支援は、BT People Transformation部門に引き継いでいます。
このように、専門チームと協働しやすいところはPwCコンサルティングの強みだと考えています。

森谷様

 メガバンクの子会社の事業運営を全般的に支援するプロジェクトに参画しています。体制としてはTSのメンバーだけではなく、金融サービス部門や監査法人に所属しているメンバーとチームを組んで、各専門家がそれぞれの強みを持ち寄りながらプロジェクトを進めています。
日々、経営者の方とコミュニケーションをとりながら、経営戦略や事業戦略などを立て、それを実行し、PDCAを回していくということを行っています。通常のプロジェクトのように特定のスコープが決まっているなかでデリバリーしていくようなプロジェクトとは少し毛色が異なるのですが、事業運営に直接関われるようなプロジェクトに参画できているのは非常に楽しい部分だと感じています。

伊東様

ここ1年くらいはサービス業のお客さまの事務系領域の支援を行っていました。
中期経営計画などを作成し、営業戦略や人材系の部分を支援するなかで、新しい営業戦略として新規事業を作りたいという話も出てきたため、その新規ビジネスの立ち上げ支援も実施しました。
新規事業に関し専門的な知識が求められる部分も多かったため、他部門の知見者と協働してプロジェクトを進めていきました。
このプロジェクトはプレスリリースを出せたこともあり、思い入れのあるプロジェクトとなっています。

入社前後のギャップについて

EL

入社する前と入社した後のギャップについてはいかがでしょうか。

佐々木様

私は、前職もコンサルティングファームで、良い意味で入社前と入社後のギャップはありませんでした。
入社する前から、PwCコンサルティングは大きなファームであるため、多くの情報が得られると思っていましたし、実際に社内にはさまざまな専門性を持ったメンバーが在籍していて、社内の誰かに問い合わせをすれば専門的な回答が得られる点はとても魅力的だと感じています。

森谷様

面接で話を聞いていたので、入社前からTSでは幅広い案件に携われると思っていたのですが、その部分についてはギャップがなく、今でもさまざまな業界の案件に関わることができています。
良い意味でギャップを感じたのは“人”の部分です。入社する前はコンサルティングファームのイメージとして、それぞれが個人事業主のように独立していて、あまりチームで助けあったり教えあったりすることはないだろうと思っていました。
しかし、PwCコンサルティング、TSのメンバーは優しい人が多く、困ったことをチャットで投げ掛けると誰かがすぐに知見を共有してくれるような優しい雰囲気があります。思った以上に温かい環境で仕事ができているのはとてもうれしい部分です。

伊東様

 コンサルタントとして働いている友人から仕事内容や働き方を聞いていたこともあり、私も入社前と入社後でギャップを感じることはほとんどありませんでした。
ただし、「毎日深夜まで働くのがコンサル」という入社前のイメージは覆されました。ジョブの状況に合わせ残業することもありますが、時間の融通も効きやすくメリハリをつけて働くことができています。

TSの組織の魅力について

EL

PwCコンサルティングおよびTSの魅力について教えてください。

佐々木様

PwCコンサルティングには専門知識を持った多くの知見者が在籍しており、社内に多くのナレッジが蓄積されていると感じます。
また、部門を超えて連携し合う風土があり、組織の仕組みとしても連携することが推奨・評価されています。例えば、プロジェクトを単独の部門で推進した場合と、他部門とコラボレーションした場合とでは、例え同じ売り上げであっても、他の部門とコラボレーションした案件の方が評価される仕組みになっています。
そのような仕組みが整っていることからも、他部門と連携し合う文化が根付いているのを感じます。
また、戦略立案だけでなく、実行まで支援できるのが大きな魅力です。通常の戦略コンサルティングでは、実行部分は他社とアライアンスを組んで支援することが多いようですが、PwCコンサルティングでは部門連携することで、IT領域も含めて実行支援することができます。
またPwC Japanグループの中の監査法人をはじめとするメンバーファームとも連携できることも強みです。

森谷様

PwCコンサルティングは、自分自身のキャリアをコントロールしやすい環境だと感じています。さまざまなテーマのプロジェクトにチャレンジできるだけでなく、部署異動や海外勤務含め幅広いキャリアプランを自身で選んで作っていけます。
また、出産/育児休暇や介護休暇をはじめとした制度も充実しています。TSでは休暇予定時期を踏まえたアサイン調整など、メンバー一人一人のプライベート状況への手厚い配慮があります。性別に関係なく、皆が安心して働ける環境だと思います。

伊東様

私がPwCコンサルティングのTSに転職して感じたのは、上司との距離感が非常に近く、とても話しやすい雰囲気があることでした。
組織の雰囲気はトップの方の雰囲気で決まると思っているのですが、TSではフランクに上司とコミュニケーションが取れることで非常に雰囲気が良いです。また時間に縛られずに柔軟な働き方ができるので、プライベートを充実させやすい環境だと考えています。

求める人材像、候補者の方へのメッセージ

EL

どのような方と一緒に働きたいとお考えでしょうか。また応募を検討されている候補者の方へメッセージをお願いします。

森谷様

事業会社からコンサルティングファームに転職した場合、これまで学んできたことを離れ、新しい学びを積み上げる期間が必要になるため、大きなチャレンジになるでしょう。そこを乗り越えるためには忍耐力が必要になってくると思いますので、我慢強く取り組める人がフィットするのではないかと考えています。
ただ、会社としても部門としても大きなチャレンジを後押しするような仕組みや風土を整えています。「誰も助けてくれないのではないか……」というような不安は持たずに、新しいチャレンジがしたいと考えている人はぜひ積極的に応募していただきたいと思います。

伊東様

コンサルティングファームでは、会社に決められたルールや手順に従って仕事を進めることよりも、自分の意見を積極的に出していく必要があります。
そのため、常に問題意識を持って仕事に取り組める方に入社いただきたいです。
また、抽象的なテーマや難易度の高い課題に対しチームで取り組む必要があるので、チームワークを大切にしながら仕事ができる方と一緒に働きたいです。

佐々木様

TSでは本当に幅広い業務に携わることになるため、特定分野だけの知見ではなく、“地頭の良さ”と“推進力”という、コンサルタントとして本質的に必要な能力を徹底的に鍛えたいという人にジョインしていただくと良いかと思っています。
また、TSではある特定の問題を解決するだけでなく、そもそもの問いを立てるという部分を大切にしています。「サプライチェーンが課題だ」「人材育成に悩んでいる」といった場合も、「本当に取り組むべき経営課題が何なのか」ということから考え抜きます。特定の問題解決を目指すというより、より抽象的な問題にトライしてみたいという人にはぜひ入社していただきたいですし、活躍の場があると考えています。

EL

本日は貴重なお話有難うございました。

[1]X-LoS(Cross Line of Services)は、PwC Japanグループ内のさまざまなチームと、部門や組織の壁を越えて「協働」することを指す。

[2]マーケティングやセールス、カスタマーサービスを領域として、戦略の策定から業務改革、プロセスの再構築、組織変革、ITの導入・定着といったコンサルティングサービスを提供する。

[3]BT(ビジネストランスフォーメーション)の中の1部門。
製造・流通・通信・金融・公共サービスなどさまざまな業界の多岐にわたる課題に対し、上流領域の顧客戦略、CRM構想策定コンサルティングから、Salesforce(セールスフォース)などのデジタルテクノロジーを活用したプロセス変革コンサルティングに至るまで、多くの専任コンサルタントが得意領域の知見を持ち寄り、クライアントの成功を見届けるまで一貫した支援を行う。

企業プロフィール

Profile

PwCコンサルティング合同会社

この企業の詳細情報
  • 佐々木 玲 様

    Senior Manager

    大学卒業後、新卒で大手総合コンサルティングファームへ入社。 さまざまな業界向けに業務改善、会計システム導入などのプロジェクトに従事。 その後、ブティックファームを経て、2020年PwCコンサルティング合同会社へ入社。 事業計画、成長戦略の策定から実行までのプロジェクトに参画、提案活動に従事。 2022年より現職。

  • 森谷 優樹 様

    Manager

    大学卒業後、国内大手通信会社へ入社。システム導入のプロジェクトマネジメントや営業企画等を担当した後、経営企画部にて事業戦略や管理会計業務に従事。 2020年PwCコンサルティング合同会社へ入社。事業構想策定、中期経営計画策定、DX戦略策定等の戦略領域を中心にさまざまな業界のプロジェクトに参画。 2023年より現職。

  • 伊東 光菜畝 様

    Senior Associate

    大学卒業後、大手総合電機メーカーへ入社。調達部門にてバイヤー業務や原価低減施策の策定・推進に従事。 2019年PwCコンサルティング合同会社へ入社。中期経営計画策定、営業戦略策定、新規事業創出のプロジェクトを担当。 2021年より現職

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