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プロジェクトマネージャーとは?仕事内容や役割、必要なスキルと資格を解説!

Post Date2023-04-05 / Update-date2024-06-18 /
CategoryIT・デジタルコンサル特集

ここではプロジェクトマネージャー(PM)の仕事内容から他職種との違い、必要なスキルや資格について解説していきます。

  1. プロジェクトマネージャーとは
  2. プロジェクトマネージャーリーダーとの違い
  3. プロジェクトマネージャーの主な仕事内容と役割
  4. プロジェクトマネージャーに必要なスキル
  5. プロジェクトマネージャーに役立つ資格5つ
  6. プロジェクトマネージャーの年収
  7. プロジェクトマネージャーになるには
  8. プロジェクトマネージャーのキャリアパス
  9. まとめ

プロジェクトマネージャーとは

プロジェクトマネージャーとは、システム開発のプロジェクト全体の責任者を指します。

進行を管理し、品質や納期、スケジュール、予算などのクオリティに対して全ての責任を負う役割を担っています。プロジェクト全体を俯瞰して最終的な意思決定を行い、プロジェクトを目標達成に導くのが仕事です。

プロジェクトマネージャーリーダーとの違い

プロジェクトマネージャーと近い職種として、プロジェクトリーダーという職種があります。プロジェクトリーダーとプロジェクトマネージャーは混同されがちですが、役割が異なります。

プロジェクトマネージャーは、「プロジェクト全体の責任者」を指す一方で、プロジェクトリーダーは「現場の管理者」を指します。そのため、責任の範囲をマネジメントする範囲が異なるのです。

プロジェクトリーダーは、プロジェクト成功のためにチームレベルでマネジメントを行う現場監督のような役割を担います。

プロジェクトマネージャーの主な仕事内容と役割

プロジェクトマネージャーの仕事は、大きく下記の3つとなります。

  • システム開発計画の策定とチームの編成
  • プロジェクトの進行と管理
  • 評価およびレビュー

システム開発計画の策定とチームの編成

プロジェクトは、まずシステム開発計画を策定することから始まります。要件定義から開発の目的、スケジュールなどを決定します。

クライアントにヒアリングを行い、その要望に合わせて実際の予算とスケジュールを加味しながらプロジェクトの計画を策定することがプロジェクトマネージャーの非常に重要な仕事となります。

また、設計した計画通りにプロジェクトチームを編成することも、プロジェクトマネージャーの仕事となります。チームを編成する際には、社内メンバーだけではなく外部パートナーを活用するケースもあります。予算の中でスケジュール通りに進められるように、社内と社外のリソースを使いながら最適なチームを編成していくこともプロジェクトマネージャーの重要な仕事となります。

プロジェクトの進行と管理

実際にプロジェクトが開始したら、プロジェクトの管理しコントロールしていくこともプロジェクトマネージャーの仕事となります。プロジェクトの管理と聞くと「スケジュールの管理」と想像される方も少なくないでしょう。ただ、プロジェクトマネージャーの管理はスケジュールだけではありません。

  • スケジュールの管理
  • 品質の管理
  • 予算の管理
  • リソースの管理 など

上記のように、プロジェクトが円滑に進むようなリソースの管理から、成果物となるシステムの品質管理などもプロジェクトマネージャーの大きな仕事となります。

評価およびレビュー

プロジェクトが完了したら、プロジェクトにおける改善点や問題点を検証し、完了報告書をまとめます。最終的に成果物をクライアントに納品するまでがプロジェクトマネージャーの仕事です。

プロジェクトマネージャーに必要なスキル

プロジェクトマネージャーの仕事は多岐に渡るため、幅広いスキルを身につけておく必要があります。大きくは下記の5つがプロジェクトマネージャーに必要がスキルとなります。

  • 要件定義を行えるだけの開発に関する知識
  • コミュニケーションスキル
  • 提案力
  • マネジメントスキル
  • 問題解決スキル

要件定義を行えるだけの開発に関する知識

1つ目は要件定義を行えるだけの開発に関する知識です。システム開発を進めていく中で、まず最初に要件定義を行いますし、要件定義はプロジェクトマネージャーにとって非常に重要な仕事となります。プロジェクトマネージャーは、直接開発をするわけではないので、高いプログラミングのスキルは必要ではありません。ただ、要件定義をするためには開発に関する知識は必須となり、最新の技術動向も頭に入れておく必要があります。

コミュニケーションスキル

2つ目はコミュニケーションスキルです。プロジェクトにおいて部署やメンバー間のコミュニケーションを円滑にするのもプロジェクトマネージャーの役割の一つです。それぞれの立場に合わせて柔軟にコミュニケーションの仕方を変え、メンバーのモチベーションを維持していく必要があります。プロジェクトマネージャーとして活躍したいならば、日頃からコミュニケーションスキルを磨いておくと良いでしょう。

提案力

3つ目は提案力です。要件定義をする際に、まずはクライアントにヒアリングを行い、クライアントの要望に合わせてシステム開発計画を策定していきます。ただ、全てがクライアントの要望通りに進む訳ではなく、目的に合わせて、プロジェクトマネージャーが最適な提案をしなければなりません。そのため、プロジェクトマネージャーには、提案力やプレゼン力が重要となります。

マネジメントスキル

4つ目はマネジメントスキルです。プロジェクトには多くの部署やメンバーが関わるので、それらを全て管理していく必要があります。限られた予算・人材でプロジェクトを成功させなければいけないので、高いマネジメントスキルが求められます。マネジメントスキルを持っていなければ、プロジェクトマネージャーとして活躍するのは難しいかもしれません。

問題解決スキル

5つ目は問題解決スキルです。プロジェクトを進めていく中で、予期せぬトラブルはどうしても発生してしまいます。問題が発生した時に落ち着いて的確な分析をして、打開策を考えていかなければなりません。高い問題解決スキルを持っていれば、どのような難しいプロジェクトでも安心して任せてもらえるでしょう。

プロジェクトマネージャーに役立つ資格5つ

プロジェクトマネージャーに、資格は必須ではありません。ただ、資格を保有していることでスキルの証明につながるので、可能であれば取得することがおすすめです。プロジェクトマネージャーにおすすめの資格は、下記の5つになります。

プロジェクトマネージャ試験

プロジェクトマネージャ試験とは、IPA(独立行政法人受法処理推進機構)が主催する情報技術者試験の1つです。

情報処理技術者は1〜4とスキルレベルが分かれています。その中でもプロジェクトマネージャー試験は、レベル4に位置しており、非常に高度なITに関する知識を必要とする試験となっています。

主に、ITシステム開発プロジェクトの現場でマネジメント業務を行っている人を対象にした試験です。

情報処理技術者のスキルレベルの中でも最高難易度に位置付けられており、難易度の高い試験となっています。

応用情報技術者試験

応用技術者試験とは、IPAが主催する情報処理技術者試験の「レベル3」に位置する試験です。システム開発の経験が豊富な人材向けて、取得することでシステム開発現場での応用力や、高いスキルた知識を証明することができます。

PMOスペシャリスト™認定資格

PMOスペシャリスト™認定資格派、一般社団法人PMO協会が主催の試験です。PMO向けの資格ではありますが、プロジェクトマネージャーにも必要である、「プロジェクトマネジメント」に関する知識やスキルがあることを証明することができる資格となり、プロジェクトマネージャーにもおすすめな資格となっております。

PMP試験

PMP試験は、アメリカの非営利団体であるPMI(Project Management Institute)が認定している国際資格です。プロジェクトの立ち上げから実行、コントロールまで幅広いスキルが必要であり、国際的にもプロジェクトマネジメントスキルを証明できる資格となります。

ITストラテジスト試験

ITストラテジスト試験とは、IPA(独立行政法人受法処理推進機構)が主催する情報技術者試験の1つです。プロジェクトマネージャ試験と同様に、難易度の高い試験となります。ITストラテジスト試験は、ITを活用した経営戦略やプロジェクトを推進するための知識に関する資格であり、高いプロジェクトマネジメントスキルを証明することができます。

プロジェクトマネージャーの年収

プロジェクトマネージャーの年収は他職種に比べても高い傾向にあります。
小規模なSIerのプロジェクトマネージャーであっても800万円前後、大手SIerで大規模なプロジェクトを扱えるようであれば1200万円前後、さらにコンサルティングファームでマネージャー職をこなせるようであれば1500万円前後といった年収が期待できます。
同じ職場で上位の役職を目指すことも当然できますが、転職をして年収を上げるということが現実的な職種でもあります。

プロジェクトマネージャーになるには

基本的は、システムエンジニアからプロジェクトリーダー、その後プロジェクトマネージャーになるといったキャリアパスが一般的となります。先ほども紹介したように、プロジェクトマネージャーは、高いプログラミングの知識が必要ではありませんが、プロジェクト全体を俯瞰して見れなくてはいけませんし、マネジメントなど幅広いスキルと知識が必要になります。そのため、SEとプロジェクトマネージャーで段階的に、プロジェクトマネージャーに関わるスキルや知識を身につけてからキャリアアップする必要があります。

プロジェクトマネージャーのキャリアパス

プロジェクトマネージャーの経験・スキルを有する人材の需要はとても多いため、キャリアパスは多岐にわたります。
大手SIerへのステップアップや、コンサルティングファームでプロジェクトマネージャーあるいはITコンサルタントとして働く選択肢もあります。または事業会社での情報システム部門での勤務や、IT系ベンチャーでの事業開発など、引く手あまたといえるでしょう。

まとめ

プロジェクトマネージャーの仕事について詳しくご紹介していきました。プロジェクトマネージャーはプロジェクトの全体管理を行い、プロジェクトを成功に導くのがプロジェクトマネージャーのミッションです。プロジェクトマネージャーには多くのスキルが求められますが、やりがいも大きい職種です。プログラマーやシステムエンジニアからステップアップすることでプロジェクトマネージャーになることもできますので、興味がある人はチャレンジしてみてください。

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