事業再生求人編
Post Date:
2016-04-11 / Update-date:
2023-07-06 /
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キャリア・働き方特集
今回の特集では、「事業再生求人」について詳しくお話いたします。事業再生を手がける主なファームや事業再生コンサルタントの市場動向など、深く掘り下げて解説しております。
事業再生とは
事業再生求人編事業再生とは、有用な経営資源を有しながら業績不振・債務超過等に陥っている企業の事業を再建し、経営の健全化を図ることをいいます。
当該企業の採算部門・不採算部門を割り出し、不採算部門から撤退 したり、資本の増強を行ったり、競争力のある採算部門だけを分割し新会社に事業譲渡したりして、十分な利益の確保を図ること等により、当該企業が再び競争 力を回復し持続可能になるようにすることを指します。
事業再生を手がける主なファーム
事業再生については、戦略ファームを始めとしてフィナンシャルアドバイザリー 系のファーム、一部の総合ファームや中小企業向けコンサルを手掛けるファームまで様々なプレーヤーが手掛けているのが実情です。今回は複数ある企業の中か ら、ご注目頂くべき主な企業を紹介をさせて頂きます。
- 株式会社経営共創基盤
- アリックスパートナーズ
- 株式会社ジェネックスパートナーズ
- 株式会社リヴァンプ
- フロンティア・マネジメント株式会社
- 株式会社グラックス・アンド・アソシエイツ
- PwCアドバイザリー合同会社
事業再生ファームのコンサルティング事例(実例)
『リヴァンプ社によるロッテリアの再建』
2005年11月、リヴァンプとロッテとの資本提携が発表され、ロッテの外食部門・ロッテリアの経営再建をリヴァンプが手掛けることになった。この件はリヴァンプ初の再建案件として、マスメディアにも取り上げられた。
経営が低迷していたロッテリアには、玉塚元一氏が会長、篠崎真吾氏が社長に就任するなど、リヴァンプから経営陣を送り込み、新商品開発、店舗ロゴの一新、老朽化した店舗リニューアルの実施、従業員のモチベーションを上げる待遇改善への取り組みなどが実施された。
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2010年4月にリヴァンプが経営から離脱したときには、13億円の黒字に転換させることに成功。主としては給与体系の変更や経費削減、前述のような「顧客目線への転換」が主な理由だと考えられる。
以前のロッテリアは「顧客よりもライバルのマクドナルドを意識していたため、戦略に一貫性がなく迷走し、利益率も低かった」が、「顧客の声を聞く」状態への変更を図り、業績を回復した。
前述の経費削減以外にも、商品開発等の早い段階で顧客の意見を反映させることや、大学生の意見に注目し、大学生を活用することによって商品開発や宣伝活動を行うなどの改善を行った。
サービス品質向上の為、「スタンダード50」と呼ばれる従業員向けの重点項目をカラー印刷した冊子を作成し従業員教育を再徹底した。
「Straight Burger LOTTERIA」を新スローガンに掲げ、ロゴマークも一新した。
メイトの制服を、新生ロッテリアに統一するため黒のパンツ・Tシャツおよび赤・黒のベスト・帽子など新しい制服に変更した。
従業員に対して「お年玉」と称して無料券を配ったり、グループ会社であるロッテのアイス「クーリッシュ」を配布するなどして従業員のモチベーション向上を図ったりもしている。
(Wikipediaより引用)
事業再生ファームでの仕事
企業再生・事業再生
各種専門的知見を有するスタッフのナレッジ・ノウハウを結集し、クオリティの高い事業再生計画の策定を支援している。
事業再構築
本質的・深層的な課題やリスクを洞察したうえで、事業・財務の両面を連携させた事業構造改革プランの検討段階から綿密なサポートを行うとともに、その実行支援も通じて、クライアントの永続的成長に向けた支援をしている。
自己投資・共同投資・ファンド組成
事業のさまざまなフェーズにおける資金ニーズに対し、必要に応じ、自らの資本を投下することで、リスクを共有する立場から成長・再生をサポートしている。
キャリアチェンジ成功例
事例1:
東京大学 外務省 → 内資事業再生ファーム(27歳)
事例2:
九州大学 戦略ファーム → 内資事業再生ファーム(45歳)
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