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SEからITコンサルへの転職におけるポイントと実情をご紹介

Post Date2023-05-05 / Update-date2024-01-28 /
Categoryキャリア・働き方特集 IT・デジタルコンサル特集

今回はSEからITコンサルタントへの転職について紹介していきます。ITコンサルタントのニーズは増加し続け、ITコンサルタントへの転職の事例は大変多くなっています。その中でもSEからITコンサルタントへの転職というのはメリットが多く、よく見られる事例となっています。この記事では、SEとITコンサルタントの違いから、具体的には転職にどのようなメリットがあるのか、いざ転職のする場合に必要なスキルなどを幅広く紹介していきます。

  1. SEがITコンサルタントとして求められる背景
  2. SEからITコンサルタントの転職で生じる違い
  3. SEからITコンサルタントに転職するメリット
  4. SEからITコンサルタントに転職する際に求められるスキル・実績
  5. SEからITコンサルタントに転職するならエグゼクティブリンク
  6. おわりに

SEがITコンサルタントとして求められる背景

近年、SEからITコンサルタントへの転職は増加傾向にあります。この背景には、大前提としてIT人材の不足に基づくITコンサルタントのニーズの高まりが元にあります。特にITに関するスキルや知識が十分にある人材のITコンサルタントとしてのニーズは非常に高いものとなっています。それを踏まえたうえで、ITに関するスキルや知識が担保された人材としてのSEに注目が集まってます。実際に、SEでの経験や業務を通じて得た知見はITコンサルタントとして大いに生かすことができます。そのうえ、SEからITコンサルタントへの転職は、キャリア展望や給与面においてもメリットがあるなど、転職に伴うメリットも多く存在するため、SEからITコンサルタントへの転職が増えているのです。

また、まずはITコンサルタントについてより詳しく知りたいという方は、下記の記事を参考にしてください。
参考記事▶︎ITコンサルタントとは?具体的な仕事内容からやりがいやりがいなどを解説!

SEからITコンサルタントの転職で生じる違い

ここでは、SEからITコンサルタントへ転職することで生じる変化を三つにわけて紹介します。

業務領域の変化

1つ目は、プロジェクトにおける携わる領域の変化が挙げられます。SEはシステムを構築しマネジメントするプロセスに携わるのが一般的です。一方で、ITコンサルタントはコンサルタントとして、ITを武器に企業の経営課題の解決策を提示し、実行支援を行います。もちろんですが、ITコンサルタントにはシステム構築におけるPMの役割が求められることもあるため、その携わる領域は広がることとなるといえるでしょう。

スタンスの変化

2つ目は、プロジェクトに対するスタンスの変化が挙げられます。先述の通り、一般的に、SEはニーズに見合ったシステムの構築を目標に置くのに対し、ITコンサルタントは経営課題を解決することを目標に置いています。それゆえ、求められる成果もシステム構築をしたその先の経営改善の結果を、成果として求められるといえるでしょう。また、こういった背景からITコンサルタントは経営者や役員と一緒に仕事をする機会が多く、経営やビジネスに対して高い意識を持つことが求められます。

スキルの変化

最後に3つ目としては、必要となるスキルの変化が挙げられます。先述の通り、SEとITコンサルタントでは扱う領域も目的も違います。そのため、必要となるスキルも違いがみられ、企業の経営課題の解決という観点から業務を行うITコンサルタントにとって、ITに関する知識だけではなくクライアントの業務やビジネスに関する知見が重要です。また、課題解決力、論理的思考力、高いコミュニケーション力などコンサルタントならではの基礎スキルも必要となります。ITコンサルタントに必要なスキルは後にも紹介致します。

SEからITコンサルタントに転職するメリット

ここでは、SEからITコンサルタントに転職するメリットを五つ紹介致します。

キャリアの幅が広がる

最初のメリットとして、ITコンサルタントになるとその後のキャリアの幅が広がりことがあります。この背景としては、ITコンサルタントを始めとしたコンサルタント全般のネクストキャリアの幅の広さが挙げられます。社内での昇進、他のコンサルティングファームへの転職はもちろんのこと、ITへの知見やコンサルタントとしての経験を生かした事業会社への転職も考えられます。また、独立ないし起業という選択肢も存在します。それらのどの選択肢においても、ITコンサルタントとしての経験と、そこで身に着けた知識は高く評価されるといえるでしょう。

年収の増加が見込める

転職先のファームや保有しているスキルによっても異なりますが、SEからITコンサルタントに転職した人の多くが年収をアップさせることに成功しています。SEも需要が高い業種であり、収入も決して低い方ではありませんが、業界の平均年収からもわかるようにコンサルタントはより高収入が期待できます。ITコンサルタントとしてキャリアを積めば年収が1000万円以上も十分に目指せます。転職直後はさておき、ITコンサルタントとしてコンサルファームにて実績を積めば将来的にはかなりの高収入が見込める可能性が高いです。

SEとして得た知識や経験を生かして働くことができる

ITコンサルタントとして働くうえで、SEとして身につけたシステム構築のスキルやITに関する知見は生かすことが可能です。先述の通り、経営課題の解決を目標として動くITコンサルタントですが、その提案をするためにはビジネスに関する知識に加え、ITに関する知識は必須であり、SEとして得た知識は存分に活かすことができるでしょう。また、ITコンサルタントは実際にシステムを実装するプロセスに関わることも多く、その際にはSEとして身に着けたスキルを活かすことができます。

高いレベルの基礎的なスキルが身につく

ITコンサルタントとしてコンサルティングを実施していくうえで、ITやビジネスに関する知見に加え、論理的思考力、コミュニケーションスキルなどの基礎的なスキルは必要不可欠です。コンサルタントとして必須のスキルであるため、転職時からこのあたりのスキルには高いものが求められます。そして、いざコンサルタントとして、業界で働くとなれば、働く過程においてもこれらのスキルを高めることができます。ここで身に着けたこれらのスキルは様々な業界で生かすことのできるスキルとして、今後のキャリア展望は大きく開けるでしょう。

ビジネスに関する経験を積むことができる

ITコンサルタントは企業の経営、つまりビジネスに関わる仕事であるため、ビジネスに精通した人材になるための経験を積むことができます。ファームにもよりますが取り扱うプロジェクトの規模も重大なものが多く、早い段階から企業の経営層とともに仕事をすることができ、一般企業では管理職にならないと経験できないような仕事を若い時から経験することができます。このような経験は多方面から評価されます。これらの経験が、先ほど紹介したようなコンサルタントのネクストキャリアの幅の広さを実現しているといっても過言ではないでしょう。

SEからITコンサルタントに転職する際に求められるスキル・実績

ここでは、SEからITコンサルタントに転職する際に求められるスキル、経験や実績、そして資格等をいくつか紹介致します。

基礎的なスキル

まずは前提として、コンサルタント全般の特徴として求められる基礎的なスキルについて示します。コンサルティング業界では、特定の資格や専門的なスキルが必ずしも必要とされない一方で、知的労働力への依存度が高い産業であるため、基礎的なスキルには高いものが求められます。

コミュニケーションスキル

クライアントあるいはプロジェクトメンバーと適切なコミュニケーションがとれることは必須のスキルといえます。

論理的思考力

これは、複雑な事象を構成要素に分解し、論理的に関連付けて考える力のことです。クライアントの提示する課題に対し、最適な解決策を提示し、理解してもらうには、この論理的思考力が必要となります。

語学力や精神的なタフさなど

コンサルティングを実施するにあたって、グローバルな案件を扱うことは多々あり、語学力も求められるといえるでしょう。また、クライアントファーストの働き方となるため、時に激務を強いられることもあり、体力や精神的なタフさなども求められます。

また、ITコンサルタントに必要なスキルについて詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
参考記事▶︎ITコンサルタントになるために必要なスキルとは

SEとして得た知識や経験、実績

SEからITコンサルタントに転職するうえで、SEとしての経験や実績が評価される場合があるので、どのような経験や実績が評価されるのか示します。

まず前提としてITに関する知識はITコンサルタントとしても必須の知識であるため、SEとして身に着けたITに関する知識は生かすことができるといえるでしょう。

続いて、システム構築の経験は、ITコンサルタントの業務内容に直結するため、高く評価されるといえます。具体的なシステム構築の経験があるのとないのでは、その提案の幅や具体性に違いが生じます。それによって生まれた課題解決等の実績がある場合はそれも合わせて積極的にアピールしましょう。また、一般的にSEの業務として捉えることができる業務内容以外にも、課題解決の提案や企業の業務効率化への貢献等の実績がある場合も評価される可能性があると言えます。

ITコンサルタントとして生かすことができる資格

最後に、ITコンサルタントになるうえで必須の資格というものは存在しませんが、生かすことができる資格がいくつかあるので、それを紹介します。

ITストラテジスト試験(国家資格)

ITストラテジストは、経済産業省所管の独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が認定する国家資格です。高度IT人材として確立した専門分野をもつIT戦略の専門家であることを認定する資格になっています。

プロジェクトマネージャ(PM)試験(国家資格)

プロジェクトマネージャ試験は、ITストラテジスト同様にIPAが認定する国家資格です。高度なIT人材として確立した専門分野をもち、プロジェクト全体計画の作成とプロジェクトの円滑な実行のための指揮・監督を行う人材であることを認定します。

ITコーディネータ(民間資格)

ITコーディネータとは、特定非営利活動法人ITコーディネータ協会が認定を行う民間資格です。この資格を取得することで、企業経営とIT利活用の両方に関する知識を有し、経営の立場に立ってIT戦略の実現を支援する人材であることが認定されます。

中小企業診断士(国家資格)

中小企業診断士は、経済産業省中小企業庁が認定を行う国家資格です。中小企業に対するコンサルティング業務において一定以上の能力を示すことができることを認定します。

また、ITコンサルタントにおすすめの資格について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
参考記事▶︎ITコンサルタントにおすすめの資格一覧23個と難易度を紹介!

SEからITコンサルタントに転職するならエグゼクティブリンク

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おわりに

今回は、ITコンサルタントへの転職について、SEから転職するという観点から、その二つの業種の違いや、転職するメリットなどを紹介しました。SEとITコンサルタントでは様々な違いがあることが理解していただけたかと思います。

今後もSEからITコンサルタントへの転職のニーズは高まっていくことが予想されています。是非今回紹介した必要なスキルや資格などにも目を向けながら、SEから転職してITコンサルタントを目指す際の参考にしてみてください。

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